ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~ミャンマー国境の街、タチレク~
普段はランチョンマットを使っているのに、鍋敷きはタウンページです。
さて、本題。
その1
その2
その3
のつづき。
国境の街をちょこっと観光
東南アジアの国々を旅していると、ほとんどの都市でバイクタクシーのような乗り物がある。
ドライバーがかけてくる言葉はほとんど同じ。国境を超えたりホテルから出てくるとドライバーが
「どこに行く?何をする?観光か?買い物か?」
そして次の言葉はこうだ。
「女はどうだ?」
女性観光客にはなんて言うんだろうか。
そのご多分にも漏れず、ここタチレクでもドライバーたちが観光客に群がってくる。
日本人と見るや一部日本語で、韓国人と見るや一部韓国語で。白人には英語で。
「寺院はどうだ?首長族の村はどうだ?女はどうだ?置屋があるぞ。」
しかしこんなところで「オキヤ」という日本語を聞くとは思わなかった。「ゲイシャでもいるのか?」と聞こうと思ったが高度すぎるジョークなのでやめておいた。
とりあえず市場を見て喫茶店にも行ったので、確かに多少観光はしたい。
若いドライバーを捕まえて「観光だけしたい」と伝える。
実際はバイクタクシーではなく、屋根のついた8人乗りくらいのリアカーをバイクで引っ張る謎の乗り物。
↑バイクルマ的な乗り物。
この国の交通システムで一番不思議なのが右ハンドル右側通行ということ。
もしかしたら基本は左ハンドルの右側通行なのかもしれないけれども、日本の中古車ばかりが走っているので自然と右ハンドル右側通行になっている。
↑前の車も対向車も日本車の右ハンドル。
道路は一応舗装されているけれども、質はあんまり良くないようで、いたるところに穴や段差がある。
荷台には大したサスペンションもないので、段差を超えるごとに首がもげそうになる。
とりあえず寺院についたようだ。
↑うーん……
特に見るべきものは……ないなあ。
すぐに次の場所に向かう。
途中、ゴルフコースがあった。
↑なかなか立派な入り口。ミャンマーでゴルフなんて面白そうじゃないの。
割とキレイに整備されていて感心していたら、池で子供が泳いでいた。
うっかり打ち込めないじゃないかコレじゃ。
さすがミャンマー、油断ならない。
次も寺院だ。山の上にある。
こういう金ピカの塔はタイにもあったなあ。
↑これは立派。メーサイのホテルからもよく見えてたなココ。
頼んでもいないのに女性のガイドがピタッとくっついてくる。
「あなたのお誕生日は何曜日ですか?」
いや、何曜日とか知らないし。
「何曜日ですか?」
「何曜日かによって8つの祭壇のうちどの祭壇でお祈りするかが決まるのです。」
A.生まれた日の曜日によってお祈りする祭壇が決まっている ← ◎
B.それは8つの祭壇のうちのどれか ← ???
生まれた日の曜日によって、お祈りを捧げる場所が違うらしいということこまでは理解できた。
でも俺、学校で曜日は7種類あるよっていうのは習ったが8つあるというのは初めて聞いた。
そして何曜日に生まれたのかを知らなかったがために参拝できなかったのも初めてだ。
と、いうワケでこれからミャンマー観光に行って寺院にも行くであろう方は、自分が何曜日に生まれたかを調べておきましょう。
↑結構広い。
ちなみにここは、全面的に土足禁止。外だけど。
靴を預けるのに2バーツとかちょっとずつ金を払わなければならなくてすごく面倒なんだけど、そういうのもなんだかおもしろい。
みんな裸足でペタペタ歩いている。
高い場所に来た
お祈りしなかった寺院の次にドライバーが俺を連れてきたのは、やたらと高い場所。
さらに歩いて登る。
↑でも歩きやすい。素敵。
↑何もないけどやたら景色がいい。
↑これから開発ガンガンしそうな雰囲気
入り口でいくらか徴収されるがここは一体……。
……つづく