ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~中国東方航空のビジネスクラスでバンコクへ~

 
 
いつか粗大ゴミで出そうと思っていたTVラックをベランダに仮置きしてから2年が経過しました。
空気清浄機といっしょに朽ち果てようとしています。
 
 
さて、本題。
 
 
 

エコノミークラスより安いビジネスクラス

2012年の夏に親父と韓国行ったり、秋や2013年の春にはタイ出張があったんだけど、でも夏休みも取らなかったので、年末年始はどっか行こうとお盆の直後から考えていた。
 

1ヶ月くらい休みがあったらヨーロッパとか中南米とか行ってみたかったけどせいぜい2週間がいいところなのでやっぱり東南アジア
とりあえずバンコク行きのチケットを探してみると、年末年始の直行便は高い。当たり前だけど、高い。
ANAのエコノミーで14万とか唸っちゃうよね。
結構な時間をかけていろいろ探していたら、中国乗り継ぎで10万チョイというチケットが出てきた。
しかもビジネスクラス
 

買ったね。9月なのに買った。
 
 
 
 

中国の航空会社ってどうなんすかね?

さて、行きは上海トランジットの中国東方航空バンコクへ。
ビジネスクラスはチェックインは専用カウンターだし、セキュリティチェックも専用レーンだしで楽ちん。

↑並ばなくていいのは、いい。

ラウンジでまったりしてから搭乗。

↑ガラガラ。居眠りしちった。

今回はA330らしい。


↑しかしこの中国東方航空のカラーリングは……。

シートに着くとウエルカムドリンクを貰えるんだけど、完全に中国語。
「オレンジジュース」を頼んで渡すときも中国語。
「俺、日本人なんだけどなあ」とつぶやくと隣に座ってた中国人が爆笑。
彼はいい人そうなんだけど、ニオイがアレでどうしたもんかなあと思ってたら、どっかに移っていった。よかった。
 

↑シートはやっぱり広い。
 
それにしてもやっぱり広いシートは楽だなあと思う。完全にフラットにはならないけど足を伸ばせるのは素敵。
 
 
さて、不味いと評判の機内食特に問題なく不味く、少しまったりしてたらもう上海。割とフワッと着陸してくれた。

↑美味しそうでしょ?そうでもないんだな。うん。
 
結構近いんだねやっぱり。成田から那覇に行くのと時間的にはほとんど変わらない。

バンコクまでは同じ航空会社なので、乗り継ぎカウンターで手続きをする。係員の女性は中国流目を合わせないで搭乗ゲートを案内しパスポートを渡す技発動。ああ中国だ。中国に来た。
 

 ↑乗り継ぎ客にはこんなステッカーを胸にペタリ
 
 
時間になったらゲートが開いてバスに乗れと。バス待ちの列では後ろのオバチャンが2秒に1回ゲップをお見舞いしてくる。ああ中国だ。中国に来た。しかし本当にこんな頻度で出せることに感心するわ。
それにしても寒い。荷物を増やしたくないのであまり厚着はしてなかったんだけど、それがアダになった。
 
 
バンコクまでの飛行機は上海航空B737だった。

↑歴史を感じますね。感じたくないですが。
 
 

↑昔懐かしい感じのシート。歴史を感じますね。感じたくないですが。
それにしてもこのシート、昭和の偉い人とか好きそうじゃね?

ちなみにこの機材、ビジネス用シートは左右2席ずつ、前後2席ずつの計8席しか無く、7席が埋まっていた。
うち5席が日本人という不思議な空間。
向こう側の2席はなんかお金持ってそうなおばちゃん2人組だった。
 
 
俺の隣に座ったオッサンがCAに向かって突然「マイワイフ!マイワイフ!」とか言い始めて何だよお前のダ○チワイフが飛んでるのかと思ったらどうやら違ったらしい。隣が俺のせいで奥さんと席が離れてしまったのでなんとかしろという意味らしいが、さすがにマイワイフじゃ伝わらんだろう……。
なんか面倒なので奥さんと席を変わったがオッサンは礼の一つも無くてなんだかなー感がただよった。あ、奥さんは超いい人でした。
 
 
たかだか数時間のフライトで食べる機内食には全然期待とかしていないけど、美味しかったら当然嬉しい。
まるでエコノミーと同じようなこの機内食なんだけど、案外旨くてちょっと嬉しかった。一番旨かったのはサラダだけど、エビが入ったやつもまずまず。

↑何食わされてんだかわからなかったがなんか美味かった。
 
 

騒ぎ出す人たち

「それにしてもねぇ、こんなシート、ねぇ。足置き場が無いなんて乗ったことないわあ。バスで移動して自分で荷物を上に入れるなんてしたことないわあ。」
(隣のおばちゃん)
 

「プレミアム ゴー!プレミアム ゴー!」
(席を譲ったオッサン)
 
 
どうやらオッサンの「プレミアム ゴー!」はスワンナプーム空港の優先入国のシステムらしい……ということは後で知ったんだけど、さすがにプレミアムゴーでは通じないと……。
ANAでもあったんだよ!ビジネスクラスならあるんだろ!チケットあるんだろ!」とCAに怒鳴る。本当に恥ずかしいですねこの日本人……。
結局着陸して席を立ってからもゴネてたが、そもそも無いのか通じてないのかわからなかった。

スワンナプームでもボーディングブリッジではなくバス移動だったのでまたおばちゃんが一騒ぎ。
「またバスなの?しかもこんなに待たせて。もうサービス悪いわねえ本当に。サービス悪いわあ。」
 
中国の航空会社を選んでおいてサービスが悪いとは素敵なクレームだとは思う。
今後のためにきちんとアドバイスして差し上げればいいのではないか。
 
 
自分は飛行機で移動するときは、安全にA地点からB地点まで連れて行ってくれればいいし、席が広ければなおいいと思っている人なので、普通に安全に陸にいるので充分。
しかも!定刻通りに到着をしている。中国系なのにすごい!
 
  
そんな俺の「タイですからねぇ。」の一言に、後ろの「ワイフ」が「そうねぇマイペンライねぇ。」と答えてくれて、この人だけがいい人だなあと思ってしまった。

ちなみに入国審査は到着時刻が良かったのかバスを待ったのがよかったのか全然混んでなかった。
むしろオッサンはまた入国審査でモメたのか知らんが、オイラが荷物を拾った頃に荷物を探しに来ていた。
 
 
出張でバンコクの市内に入るときはリムジンタクシーを使えるんだけど、今回は電車でGO!
マッカサン駅まで300円くらいで乗れる。しかも渋滞も関係ないので20分くらいで行けるのでこれは是非オススメしたい。

↑さすが最終便誰も乗ってない。でも速いし安いしもうタクシーなんか使ってられないぜ!
 
 
到着した時刻が遅くてSIMカードなんかも買っていたので乗れたのはほぼ最終だったらしい。

 

現地の通信

普段使いもしている(していた)SIMフリーの初代Galaxy Noteを持っているので、コイツにタイのSIMカードを入れる。
到着ロビーに「SIM Card」とか何とか書いてあるカウンターがあるので、そこで買うだけでOK。
「1週間でいいんだ、俺のSIMカードは1週間使えればいいんだ!」とか言ってみたら299バーツ(930円くらい)のSIMカードを選んでくれた上に設定もしてくれた。キャリアはDTACというところのHappy Tourist SIM
よく読んでみると「1週間使い放題、ただし3Gの速度は1GBまで」みたいなことが書いてある。普段どんなに使っても1ヶ月で2GBなので、旅行中に使うには充分。あと、無料通話分が100バーツ入っているとか。
バンコク市内や幹線道路沿いだったらどこに行っても結構サクサクだったのでオススメ。

 
 
……つづく