年末年始にいろいろ行ってきた。〜帰路はベトナム経由〜
直前に自動改札を通過した人よりもSuicaの残額が多いだけでニヤけてしまうくらい小市民です。
さて、本題。
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
その8
の続き。
ベトナムに帰ろう
今回のカンボジアツアーはホーチミンからの往復ツアーなので、またベトナムに戻ることになる。
シェムリアップの空港でのこと。
本にも飽きたオイラは出発ロビーでDSをピコピコ。
何やら厳しい視線を感じたと思ったら、軍服みたいな制服を着た入国管理官がスタスタこちらにやってくる。
俺:「(うわっこえぇ・・・。何だよ何かマズったかなぁ。)」
そしてオイラの背後に回り込むと
管理官:「おぉ・・・ゲーム・・・。」
あぁ、DSが見たかっただけなのね。
しっかし入国管理官てどこも怖い顔するね。
シンガポールのインド系ギャルくらいじゃないの、ニコニコしてたのは。
そうこうしているうちに搭乗時刻。
↑小さい空港だとはたらくくるまがちかくでみられてうれしいです
↑原っぱにジェット機!ヒャッハー!!
ボーディングブリッジなんて無いのでてくてく歩いて飛行機に近づく。
↑飛行機のすぐ近く歩くとどうしてこんなにニコニコしちゃうんだろう。
タクシーに乗りたいだけなんです
あっという間にタンソンニャット国際空港に到着。
そういえばベトナムって2010年の9月から入国カードが不要になったとかで、なんかすごく入国が楽ちん。
ホテルに行こうと思ってタクシー乗り場に出ると、そこには長いタクシー待ちの列が。
あぁ、今日は大晦日か。
そしてタクシー乗り場の周りには白タクのドライバーと思われる兄ちゃんが誰かれ構わず乗らないかと声をかけている。
いかにも観光客然としたオイラにも当然たくさん寄ってくる。
兄ちゃん:「安いよ!!どこに行く?」
俺:「ベンタイン市場の近くなんだけど。」
兄ちゃん:「30ドル!!安いよ!!」
俺:「高い!!」
兄ちゃん:「20ドル!!安いよ!!それに今日はもうタクシー来ないよ!!」
来ないはウソだろ目の前に結構走ってるだろ少ないだけで・・・・・・。
俺:「高いって!」
兄ちゃん:「15ドル!!ダメなら他を当たりな。今日はもうタクシー来ないよ!!」
メータータクシー使ってもせいぜい8ドルとか9ドルの距離。
別に15ドル出しても良かったけどドライバーの態度に腹が立って断った。
仕方がないので一旦空港内に戻って、リムジンタクシーの窓口に行く。
ちょっと高いと思うけれども仕方ない。
これはタイでも同じなんだけど、リムジンタクシーはカウンターにお金を先払いすればあとは請求がない。割高にはなるけど、圧倒的にトラブルは少ないのでなんかめんどくさそうな時はリムジンタクシーに乗ることにしている。
俺:「ベンタイン市場の近くまで。」
受付嬢:「11ドルです。車は5分で来ます。」
俺:「(うはwww外より安いwww)わかった。」
受付嬢:「係員がまもなく来ます。」
俺:「エアポートロードフィー(空港道路使用料)も入ってる?」
受付嬢:「出るときは必要ありません。」
タンソンニャット国際空港にタクシーで来る場合、5000ドンの追加料金がかかる。
出国直前でベトナムドンが少なかったりすると結構慌てる。
すぐにドライバーがやってきて荷物を積んでくれた。
大晦日のホーチミン
それにしても大晦日、道路が異常なくらい混んでいる。
多いのは車じゃない。
バイクだ。
↑バイクが道路を占拠していて車が進めない
どうしてこうなった・・・・・・。
ドライバー:「チッ、全然進まないよ!!」
俺:「いいよ、今日は帰って寝るだけだから。」
ドライバー:「もうこの近くのホテルでいいかい?」
俺:「ダメだよ、予約してるんだから。」
ドライバー:「安くてキレイだよ?予約してたところ行かなくていいよ。」
俺:「もう、関係ないだろ。俺は自分が好きなホテルに泊まりたいんだ。」
ドライバー:「あ、そうだ、今日はバイクが多いからチップくれ。」
俺:「えっ」
どうしてそうなった・・・・・・。
ドライバー:「嫁と子どもがいるんだ。」
俺:「それで?」
ドライバー:「ミスターは結婚してるのかい?」
俺:「(もう慣れた)してないよ。」
ドライバー:「そうか。」
いつもの3倍くらいの時間がかかったけど、なんとかホテルに到着。
がんばってくれてありがとう。
チップ1ドル。
これでも白タクより安いんだからお得。
ホテルの部屋から見下ろすと、完全にバイクで渋滞している。
↑みんなノロノロ。ずっと向こうまで続いている
↑いやいやいやいや・・・・・・。
あまりにすごいのでホテルのセキュリティに聞いてみた。
俺:「今日はどうしてこんなにバイクが多いの?」
セキュリティ:「どうしてって、大晦日ですから。」
俺:「だからどうして大晦日になるとバイクに乗るの?」
彼はちょっと考えて、
セキュリティ:「それがベトナムですから。」
ちょっと納得してしまった。
俺:「もう一つ聞くけど、どうしてテレビをSAMSUNGにしたんだい?日本のじゃダメなのかい?」
彼はちょっと恥ずかしそうに言った。
セキュリティ:「だって・・・安いから。」
そうだよな、お兄さんは悪くないよな。
俺:「そうだよね。韓国のテレビはリーズナブルだよね。」
入れ替えたばかりというSAMSUNGのテレビからはベトナム語のスラムダンクが流れていた。
↑ちゃんと吹き替え版がある!!すごい!!
フィリピンおばちゃんのこうげき!!
ベンタイン市場の辺りをウロウロしていたとき。
一人のおばちゃんが日本語で声を掛けてきた。
おばちゃん:「その靴、どこで買った!?」
おぉ、なんだよぶしつけに。
おばちゃん:「スワッテ!!ノンデ!!」
いきなりミネラルウォーターと椅子を持ち出すおばちゃん。
おぉ、なんだよぶしつけに。
でも何かおもしろそうなのでとりあえずスワッテみる。
せっかくなのでミネラルウォーターもノンデみる。
俺:「靴?靴は日本で買ったよ。」
おばちゃん:「そうか、日本か!どこから来た?」
・・・(;´Д`)ヒトノ ハナシ キケヨ
俺:「に、日本。」
おばちゃん:「ニホンかー。妹、埼玉大学にいる。」
俺:「そうなんだ。」
おばちゃん:「yfんぁぷwq?」
俺:「え、わかんない。」
//////ここから英語//////
俺:「どこの国から来たの?」
おばちゃん:「フィリピンだよ。」
フィ、フィリピーナだ(ただし高齢)
おばちゃん:「妹からの手紙があるんだけど、日本語でわからない。訳してくれないか?」
日本語が読めない姉に日本語で手紙を書く妹がどこにいるんだ!!
と言いたくなったのを抑えてもう少し会話してみた。
俺:「どこにあるの?」
おばちゃん:「家にある。これから来て読んでくれないか?ご飯も食べていきなよ。」
おっとこれは・・・・・・
- 話しかける
- 家に呼ぶ
- ポーカーやらないか?
- インチキやって勝とうぜ
- 最後に大逆転で負ける
- マネー or ダイ
完 全 に 詐 欺 の パ タ ー ン
・・・・・・つづく