ThinkPad X60sのCPUファン交換&キーボード交換。
CPUファン交換したいのだ!
以前のエントリで、我が愛機、X60sのCPUファンから異音が発生している話を書いた。
X60sから異音が出始めた。 - 1分間プログラマ
んで、最近はそのカラカラ音がもう結構うるさくなってきたので、交換してみようか、と。
ハムスターのクルクルが壊れたときみたいな感じだったんだよね。あ、わかんないか。
カリカリガリガリうるさくって。
おかまいも。←子どもの頃、お買い物を「おかまいも」と言ってたらしい。
- パーツナンバーを調べる。
レノボのサイトから、保守マニュアルをダウンロードする。
まぁ何と言いますか、ThinkPadはここから違うんですよ。
なんせこのマニュアル、パーツさえあれば、自分でノートPC作れるんじゃないかと思わせるくらい細かい。
↑こんな図や、
そしてこの同じマニュアルに、どのパーツがどの番号なのかの表もどっさり載っているので、その番号をチェックしておく。
- IBMのパーツセンターに注文する。
Lenovo PC保守部品購入に関するご案内
(PDFなので注意)
ただし、このPDFに搭載している電話番号からは直につながらなかった(番号案内が流れる)ので、別途電話番号をメモって注文した。
勝手に公開するのもアレなので、興味のある人は調べてみるといいと思うよ。
同じX60でも、CPUの種類や、登場したモデルによって違うパーツが使われていることが往々にしてあるので、自分のモデルNo.をきちんと把握しておくと、後で調べ物をするとき非常に楽ちん。
よくわからなければ、ThinkPadからこのサイトにアクセスをして、型番を自動判別させてしまうのが一番楽。
ちなみに今回は、低電圧版CoreDuo用CPUファンと、Chicony製キーボードを注文した。
それぞれ、4,560円と、9,200円に送料1,000円、消費税合わせて総額15,498円だった。
価格は時期によって変動するので、同じ価格で買えるとは限らない。ただ某店ではこのCPUファンが倍の価格で売っていたり、交換まで含めると12,000円ほど取られるので、まぁ安いといえば安い。ここはリスクと引き替え。
あ、そうそう。
せっかくだからネジも新品にしようかなーとか思ってねじキットなるものも見積もってもらったんだけど、部品センターのおねいさんが
4,000円チョイですね。
とか言うので、やめた。2秒でやめた。
なんだそれ、サービス料と深夜割り増し料金がかかってんじゃないのか?
注文すると、注文書がFAXで送られてくる。
オイラはFAXを持っていないので、昼間にゴニョゴニョった。
注文するときに、在庫状況も調べてくれるので、在庫切れの部品でもすぐに欲しい人は代替品があるかどうか(キーボードなんかは英語キーボードだけでも3〜4種類くらいあるらしい)を聞いてみるといいかも。
- 振り込む。
スイス三菱UFJ信託銀行にお金を振り込んだら、振り込み用紙のコピーと、押印した注文書をFAXで返送する。
いや、思いの他早くてビックリ。
東京の倉庫から運ばれてきたみたいだけど、なぜか日通航空が届けに来た。
個人向けはあんまり慣れていないのか、割とめんどくさそうだった(笑)。
↑箱の中身はこんなん。
交換する
パーツが届いたら、中身を確認して、交換をする。
さて、肝心の交換作業なんだけど、アレだね、心と時間に余裕のあるときにやったほうがいいかと。
↑作業開始!!HDDを引っこ抜いたら、まずはキーボードを外す。
↑パームレストも外す。新品買っておけばよかった。。
↑LCDの配線やら無線LANモジュールやらを外したらメインボードを外す。
↑右側が新ファン、左側が旧ファン。見た目じゃわかんないよね。中の軸がダメなんだから。
↑パームレストを装着!!ノートっぽくなった。
全部で2時間くらいかかった。
次からはもう少し早くなると思う。
あ、そうそう、ネジが1個余ってんだけどさ、何だコレ?
きちんとパーツごとにネジはまとめておいたんだけど、最後のメインボードを外すところで作業が雑になっちゃった。
まぁいいや。動いてるし。
キーボード変わったよ。
NMB製キーボードからChicony製キーボードになった。
それにしても1万円もしないでキーボードが新品になるっていうのは気持ちがいい。普通の人は高いと思うんだろうけどw
んで、いろんなサイトに書いてあるとおり、どっちがいいかはやっぱり好みの問題。
Chicony製の方はNMB製よりも重くて、よりクリック感があるね。音がしないメカニカルみたいなタッチがある。
うーん、今の段階ではNMB製の方が好みだったかなぁ。押下感と戻り感がちょうどいい。
気分が乗ってきて、バババババッと打ちたいときはNMBのほうがいい。
Chicony製は、打つとき重くて戻りが早い感じ。しばらく打ってみて、ちょっとヘタッてきたら最高な気がする。はっきりしっかり打ちたい人向け。
とりあえずしばらくChicony製を使ってみよう。