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自覚がありますか?

自分がその世界のプロだと思われていることに。


自分がいくら「プログラマです。コーディング以外はあんまり興味ないです」と思っていたとしても、客先から何か相談されたなら、そんな意識は捨てたほうがいい。
お客さんから見たら「ITのプロ」としか思われない。ITのことなら何でも知っていると思われる。
サーバのハードウェアについて、ネットワークについて、データベースについて、セキュリティについて、クライアントについて、UIについて、日本の技術トレンドについて、海外の技術トレンドについて、他社が利用するシステムについて。
場合によっては、お客さんが利用する環境のことを、お客さん以上に知っている必要がある。
そしてお客さんは、それをわかりやすく解説してくれることを期待している。


そんな状況において、あなたの発言は、会社としての回答になる。お客さんが認識する会社としての技術レベルになる。
だから、「私はプログラマなので、お客さんの環境については知りません。」とか、「PL/SQLコンパイルエラーが・・・・・・」とか、そんな回答をしている人を見ると頼むからやめてくれと思う。


車のエアコンを修理してもらいたくて整備工場に行ったのに「わかりません。」って言われたら腹が立つでしょ?なんでプロなのにわからないんだ、って。
でも実は車のエアコンとかって電装屋さんっていう、電気系統のプロが別にいるから、普通の整備工場ではわからないことも多い。
それでも、なんとか電装系の知識をつけてくれていて、可能性を探ってくれていて、その上で「○○さんへ持って行くといいですよ」とか、「預かりますが、他に修理を依頼しますよ」とか言ってくれると、結果的に問題は解決することになる。



新システムを導入してもらうときに、お客さんに使い方を教えに行っていたことがあった。
そのときは本当に8割くらいの質問が自分の会社が作ったシステム以外の話。時には自分たちの業務がイマイチはっきりしないので教えてくれなんていうとんでもない質問もあった。「システム的にはこうなっていますよ」っていう話くらいしかできなかったけど。


だから、そんな中で「プロなのにそんなことも知らないのか。」とか、「うーん、意味がわからない。」と言われることがあったら、それは自分の知識が足りないこと、お客さんへの回答の想定が甘いことを反省しなきゃならない。


確かにお客さんは発注したシステムに対してお金を払っている。でも何も知らないヤツ、言っていることの意味がわからないヤツに大切なお金を出したくないのは当然でしょう。


そういうのが苦手だと思うなら、常日頃からどうしたらうまく行くかっていうのを考えるべきだと思う。一朝一夕でできるものではない。自分がやりたいこととお客さんが聞きたいことは別なんだから、お客さんはこういう視点で話を切り出してくるだろうな、その場合はこう返そう、っていうシミュレーションを常日頃から繰り返すべき。


まぁ会社側も、客先に出す人間とそうじゃない人間をきちんと考えた方がいい。
客先に出る当日に予習をして、出たら出たでなんとかなるだろうとか、そういういい加減な考えのヤツなんか出さないほうがいい。
お客さんにも失礼だし、会社内でがんばっている人間の質も疑われちゃう。


自分が作ったシステムだからあんまり考えなくても説明くらいなら上手くできるだろうって思っている時点でもうダメ。
とにかくお客さんの視点で、今の業務に対してシステムがどういう役割をしてくれるのか、前回と異なるところ、変わらないところはどこかっていうのを把握してから行くべきだと思う。


そういえばこの間、ある人に「お客さんと○○っていう約束をした方がいいですよ!」って言ったら2秒後に電話をかけている人がいた。
ちゃんと話すことを練ってから電話しろよ。だからおまいさんはgdgdなんだよって思った。