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3分間プログラマ 〜その1〜。

何が喜びなんだろう。

Webで自分の日記を見てくれている人がいるとか、自分の作ったサービスを使ってくれるとか、そういうことが喜びにつながっている人ってたくさんいるよね。それが仕事であっても同じなんだろうけれど。
オイラは今、独立系のちっちゃいSIerで働いている。いろんな企業に特化した(しかもニッチな分野)アプリケーションを提供している会社って言えばいいのかな。
華々しくWebサービスをリリースしてみたり、それこそ数え切れない多くの人に同じサービスを使ってもらったり、そういう仕事ではない。


そういうところでモチベーションを維持するのって、みんなどうしてるんだろうとか思ったりする。
いやむしろ、万人に使ってもらうようなサービスを提供している人の方が少ないんだろうから何が喜びなんだろう。
プログラムは書くけれども、正直嫌い。いろんな言語を触ろうとか、そんな意欲だってない。残念な人間。
その証拠に、ここ2ヶ月、1行もコード書いてないから、最近の精神状態は良好(笑)。
プログラミングは嫌い。だからプログラミングから解放されたときが喜び?
違う。それは安心だ。
詳細設計を終えたとき?
違う。製造もテストも残っている。
金曜の夜、家に帰るとき?
違う。一人の週末なんて部屋にいると本気で病的に落ち込む。


なんだろう。


最近見つけた、小さな喜び。

ウチの会社って、持ち帰りの受託開発案件が中心だから、ユーザー先で何か作業することってほとんどない。
オイラは今、お客さんのところで仕事をしているけれども、そういうところで、自分の知らない人が自分の作ったアプリケーションや機能を使っているのを見るとすごくテンションが上がる。
「前のよりすっごく速くなった!」
とか笑顔で言われると、
「その機能、ボクが作りました!結婚してください!」
って言いたくなる。言わないけど(笑)。
だから、今、やっと自分がどんな仕事をしてきたかっていうのがわかってきたっていう感じ。



やることとやりたいこと。

個人的にはさ、たとえばWindows Serverだったら2008を使ってみたいだとかさ、SQL Serverでも2008を使ってみたいだとかOracleだったら11gを使おうだとか、そういう欲求というか欲望はあるんだよね。どうせ将来使うんだろうから、せっかくだから仕事で使おうぜ、みたいなノリでやってみたい。いやむしろ、いろんな企業が既に導入しているんだから、別に使ってもいいんじゃね?みたいな。


でもお客さんって違う。見た目が新しいのに喜ぶ人は多いけど、でもそれは初回だけ。
自分のやりたいことをお客さんに通すんじゃなくって、お客さんのやりたいことに自分のやりたいことをちょっとだけ入れるようにしなきゃいけない。当たり前なんだけど、そう思っていない人って結構いる。中にはお客さんに確認せずに自分のやりたいようにする人もいる。後でこっそり直すワケだけれどもね(笑)。



肌で感じる。

やりたいように作って、その結果客先で不具合になった時なんて、死ねって思う。
そして、最終的にテストが甘かった自分の仕事に対して、死ねって思う。
お客さんに怒鳴られたり、ネチネチ言われたりするのは別にいい。
ただ、責任を持って仕事を続けたいのなら、お客さんの1分1秒を削って、お客さんに損害を与え続けているっていうことを肌身で感じることが絶対必要だと思う。
そんな機会がなければ、お客さんの立場を自分の立場と置き換えてみればいい。
自分の考えで導入したサービスの不具合で自分の会社に損害を与え続けているとしたら。自分の仕事だけではなく、周りの人の仕事までもが全く進まなくなったら。一刻も早く不具合の解消をしてほしいだろう。イヤミの一つでも言いたくなるだろう。
「こっちは金払ってるのに、不良品を納品しやがって!」
ってな具合にね。
それこそトラウマになるくらいお客さんに文句を言われて、幸運にもまだ取引をしてくれるのならば、次はきっといいプロジェクトになる。

 

 
……続く(たぶん)