ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~バンコクから香港へ・無料のバスと高いタクシー~

 
 
 
行明けで出社をすると、置いているミニカーが必ず逆さになっています。
後輩ではなく上司の仕業でした。犯人を特定するまでに3年もかかりました。
 
 
 
 
 
 
 
さて、本題。
 
 
 
 
 
その1
その2
その3
その4
その5
その6
のつづき。
 
 
   
 

スワンナプームまで行きましょう

 

↑帰りはエアアジア・タイ。実はエアアジア系列は初めて乗る。
 
 
 
 
待合室は1階にある。そのまま歩いて行けば乗れるのに、なぜか2階に上がってボーディングブリッジから乗る不思議仕様。
マイペンライですね。
 
 
 
 

↑中はフツー。
 
 
 
 
そんなこんなでバンコクドンムアン空港に到着。
 
 
 

↑おねいさんは素敵だが飛行機がブチ壊しの珍しい例。でもNok Air好き。
 
 
 
 
この日は夜の便で香港に向かう予定なので、ドンムアン空港からスワンナプーム空港まで移動しなきゃならない。
ちょっと時間があるから市内にあるお客さんの会社に寄ってみようかな、と思っていたら
「Free Transporation to Suvarnabhumi International Airport」
とかいう看板が目に入ってきた。
 
フリー……だとっ?
 
 
どうやらドンムアン空港を利用して、かつ当日にスワンナプーム空港での乗り継ぎがある人はタダでスワンナプーム空港行きのバスに乗れるらしい。
当日の香港行きのE-Ticketを見せたらOKだった。乗り継ぎの航空会社が違っていても全然大丈夫みたい。

 
 
これでもかというほどアクセルを踏み込むバスに乗ってまもなくスワンナプームに到着。
後ろの席、エンジンで超暑くなるのであんまりオススメじゃないですね。
 

↑無料のバス。運転は若干乱暴。でも無料。
 
 
 
とりあえず空港でグリーンカレー。はぁ美味い。なんでも美味い。
 

↑でもご飯とカレーの比率が絶対おかしい。
 
 



 

ちょっと香港行ってくる

 
 
早めにチェックインをしてラウンジで時間をつぶす。持っててよかったプライオリティパス。
 
 

↑まずまず空いている。
 
 
この後、斜め前のシートにインド系の人が座ってカバンからアルミホイルに包まれた何かを出した。
なんだか怪しすぎて超気になったのでチラチラ見てたら、ナンだった。おいナン持参かよさすがだな。
 
 
やっぱ市内ブラブラしてればよかったかなあ。でもバス無料だったし。
 

  
 
ちなみにバンコクから香港までは香港航空で2万円チョイだった。時期や便によってはもっと安く飛べるんじゃないかな。
香港航空とか香港ドラゴン航空とか香港エクスプレス航空とかいろいろあるけど香港航空。ややこしい。
およそ2時間半のフライトとはいえ立派な国際線。なんか敷居が低くていいなあ。
 
 

バンコク・香港間は1日25便以上も飛んでいるのに満席。すごい。
 
 
機内は高校生か大学生くらいの若い人でいっぱい。
 
 

機内食もちゃんと出た。味は……機内食っぽい。
 
 
香港国際空港に到着して、イミグレーションはこっちだよ矢印をたどっていったら、なんか電車的な何かに乗せられた。
そして入国は長蛇の列。もう遅い時間なんだけどなあ。
 
 
 

 

どうやってホテルに行こうか

 
今回予約したホテルは香港の南側、香港島にある。高層ビルやら何やらがたくさん建っている場所。
スワンナプームのラウンジにいる間にホテルに「どうやって行くのが一番リーズナブルなの?」っていうメールを出しておいた。
飛行機に乗る直前に返ってきた返事によると「地下鉄が一番お安いけど24時には最終列車が出発するからその後はタクってね。タクシーなら5,000円くらいだよ。」みたいなのが返ってきた。
 
やばい。今回のフライト到着が23時50分。30分くらい早く到着したけど、ターミナル間の移動や入国審査でずいぶん時間を食ってしまった。
 
 
結局最終列車には間に合わなかったのでタクシーを利用することにした。
香港ドルを持っていないので、中国銀行のATMで香港ドルをゲット。これで勝つる!
 
 
 
寡黙な運転手はきっちり制限速度でホテルまで連れて行ってくれた。結局4000円くらいだった。東南アジアなら一泊でき(ry
 
 
 
 

↑寝よう寝よう
 
 
 
 
 
…つづく
 
 
 
 
 

ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~メーサイからバンコクへ・兵士の荷物チェックの巻~

 
 
 
 
私は比較的トイレが近いです。
 
 
 
 
 
さて、本題。
 
 
 
 
その1
その2
その3
その4
その5
のつづき。
 
 
 
 

タイの食堂4点セット

 
タイの食堂には必ずこんなセットがテーブルに置いてある。


↑調味料4点セット
 
 
何がなんだかよくわからないんだけど、やたら酸っぱかったりやたら辛かったり。
でもコレをすこし入れるとなんだか結構おいしくなる。各家庭にもあったりするんだろうか。
 
 

カオマンガイにも
 
 
 

↑おおざっぱなシーフード辛いぜ的ライスにも合います。
 
 
 
 
 
 
 

さよならメーサイ

 
翌朝、すこし散歩をしてみる。
しかし12度とか寒い。
 

↑向こう側が国境。
 
 
 
そして謎のセール。バンコクでもコレ見たから、でっかいチェーン店か何かかな?
500バーツのサングラスがこの値引きだと……頭痛い。
 

↑だいたい51.8647%の価格で売るのか51.8647%引きなのかわからない
 
 
 
 
 
甘栗屋さんはどこに行ってもあるなあ。
  

↑ただしぬいぐるみ屋を兼用している甘栗屋さんはココだけ!
 
 
 
 

↑もちろんホテルにドリアンは持ち込めませんよ!
 
 
 
 
ホテルのフロントには前の日に空港までのタクシーを手配するようお願いしてある。
 

↑ホテルのフロントがこの服装なんだもん寒いに決まってるよな
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
準備もすっかり終わり、そろそろ内線がかかってくるかなーと思いつつ本を読む。
 
 
 
 
 

↑普通の内線電話。

 
 

トゥルルルルルルル……
 
 
 
鳴った!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トイレにある内線電話が、だ。
 
 
 
 

↑じゃあ部屋のあれは一体何なんだ
 
 
 
 
 
 
 
 
 

チェンライ空港まで行きましょう

 
タクシーに乗ってたら途中で検問が。タクシーのドライバーも面倒なのか、「日本人だよ!」と言ってくれる。
他の車が端に寄せられる中、パスポートチェックだけで済んだ。日本人でよかったぜ!
 
 
20分くらい走るとまた検問。ここでタイ王室軍の兵士がチェックしている。車を端に誘導されそうになったので、ドライバーはすかさず「日本人だよ!」。
それでも誘導されそうなので「日本人だよ!ノードラッグ!
 
 
 
おい余計なこと言うな。
 
 
 
案の定止められ、トランクを開けて手で持っていたカバンを出せと言われる。
 
兵士:「ジャパニーズ?ウフフー」
やたらフレンドリーなのが怖いんですけど。
 
 
 
なぜかトランクに入っていたスーツケースはノーチェック、カバンを一通り見たらチェック終了。
何か妙にフレンドリーだったので一緒に記念写真を撮ってもらった。ふぅ、緊張が解けて漏らしそうだぜ。
 
 
それにしても警備が厳しい。国境に向かう車はノーチェックだけど、ミャンマー側からの車はかなりの確率でチェックされる。
よく考えるとメーサイやらタチレクってのはまさにゴールデントライアングルの中心地だもんな。あのチェックが無かったらドラッグがどんどん入ってきてしまうんだろう。
 
 

↑そんなこんなでチェンライ空港に到着。
 
 
 
 
あまりにも早く着きすぎてチェックインカウンターのお姉さんに「まだ前の便のチェックイン時刻だっつーのププッ」みたいな感じで追い返されたので外のベンチでしばし読書してた。
 
 
 
 

↑搭乗前の待合室はこんな感じ。普通。
 

 
  
 
……つづく
 
 
 
 
 
 
 

おまけ

 

↑この線を上手に使って国際電話ですね
 
 
 
 

ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~タチレクの食堂は家族総出です・メーサイの露店でいろいろ見てみたの巻~

 
 
 
 
 
 
毎回同じタイミングで買ってきて偏りなく使うので、靴下に穴が空くタイミングが全部同じです。
 
 
全滅です。
 
 
 
 
 
 
さて、本題。
 
 
 
その1
その2
その3
その4
のつづき。

 
 
 

観光用の村

 
やたら高い場所にあったのは、首長族の村。
しかも観光用として整備されているので、首長族の村と言うよりは首長族の職場
 
 

↑こんなん売っていたので毎度のごとく、後輩への微妙土産として購入。
 
何か買うと記念写真が撮れる。

 

↑おぉ、長い。この後一緒に撮らせてもらいました。
 
 
写り込んだ人もなんだか首の位置が高いよね。

 
 
 
 
 

帰る前に腹ごしらえ

そんなにお金も持ってきていなかったので、そろそろメーサイに戻ろうかなと思っていたらお腹がすいてきた。
そうだ、何か食って帰ろうということで、ドライバーに「ミャンマーフード!」と言いつつ食べるジェスチャーをしたら食堂に連れてきてくれた。
 
 
メニューはあるがまったく読めないので適当ジェスチャーでオーダー。
 

↑いっぱい来てしまった
 
そして俺の顔を見て「ライス?」と聞く。
うなずくと釜ごと持ってきた
 
いや違う、違うんだ。人の体型で判断するんじゃない。(とりあえず3皿分くらいは食べたけど)
 
 
右側の豚の皮か何かのカレーが超美味かった。
 
 
ここでも何枚か写真を撮らせてもらって、またあとで一緒に写真を撮った。
今度ここに来た時は、印刷して持ってこよう。この店の場所は全然わかんないけど
 

↑みんなスカートがすごくオシャレ。
 
 
小さい食堂でお腹いっぱい食べて、なんかほっこりしたなあ。
 

↑みんなはにかみながらも撮影には応じてくれる。
 
 
しかしこの背後のメニュー表、絶対わからん。
もはやメニュー表であるかどうかすら怪しい。
 
 
 
ちなみにこのタチレクの街では、普通にタイバーツが流通しているので、タイから入国して両替せずとも特に不便はなかった。
すこしミャンマーキップ(通貨単位はキップというらしい)に両替しておけばよかったかなあ。
 
 
 

タイに戻ろう

 
日も傾いてきてだいぶ寒くなってきた。お腹もいっぱいだし、国境に戻ることにした。



↑国境に向かって歩いて行く
 
 
 

ミャンマー側も立派。
 
 
パスポートは無事に返してもらった。当たり前だけど。
 
 

↑こっちは本物の免税店っぽい。
 
 
 
また来たいなー。こんどはもっと暖かい服装でね。
 
 
そういえばタイに戻るときにもう一度入国カードを書く。
そうすると滞在期限がその日から起算されるので、滞在期限が切れそうになったら国境を出たり入ったりすれば永遠に滞在できるんじゃなかろうか。
そのうち怒られるか。
 
 
 
 

メーサイの露店は服屋さんだらけ

 
タチレクではミャンマーっぽい肩掛けポシェット的なものを買ったんだけど、メーサイの露店に洋服屋さんがたくさんある。


↑ほぺどパンティ超気になる!
 
 
 

↑こういう乱暴な陳列大好き。
 
 
 

↑もう服屋さんだらけで
 
 
 

↑目がチカチカする
 
 
 
 
Tシャツは1枚300円くらいだったから何枚か買ってみたけど、タイ製だった。安心のタイランドブランド。たぶん。
ちなみに暖かそうなマフラーを見つけてせっかくだから買ってみようかと思ったんだけど、どの店で聞いても「ミャンマー製でもタイ製でもない。中国製だ。」っていうからそれじゃ別にどこで買っても一緒じゃんかと思って買わず。
 
 

↑しかし露店にこれだけの服があるってお休みのときはどこにしまっておくんだろう。
 
 
 
 

↑センスが何となく中国っぽい。なんとなく。
 
 
 
 

↑男がやっている露店は陳列もなんだかやっつけ気味。

 
 
 

↑ブタ柄のカーディガンも超気になるぞ!
 
 
 
 

↑いやだからこんなトルソーどこにしまっておくんだよ
 
 
 
 

↑もはや浅草橋の問屋街状態
 
 
 
 

↑女性が売っているとやはり陳列がキレイ。
 
 
 

↑どうやらメーサイとタチレクの国境デザインらしい。たぶん。
 
 
 
 
ぐるっとひと回りして、これまた露店でコーヒーを飲む。ブレンドコーヒーだそうだ。
エスプレッソマシンから出る少量のコーヒーにお湯が注がれる。
そうここはタイ北部の国境の街、メーサイ。細かいことは気にしない。
 
もうちょとまったりしたかったけど、明日はメーサイを離れなければ。
 
 
 
 
…つづく
 
 
 
 

ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~ミャンマー国境の街、タチレク~

 
 
 
 
 
 
 
普段はランチョンマットを使っているのに、鍋敷きはタウンページです。
 
 
 
 
 
さて、本題。
 
 
その1
その2
その3
のつづき。
 
 

 
 

国境の街をちょこっと観光

東南アジアの国々を旅していると、ほとんどの都市でバイクタクシーのような乗り物がある。
ドライバーがかけてくる言葉はほとんど同じ。国境を超えたりホテルから出てくるとドライバーが
「どこに行く?何をする?観光か?買い物か?」
そして次の言葉はこうだ。
「女はどうだ?」
 
女性観光客にはなんて言うんだろうか。
 
 
そのご多分にも漏れず、ここタチレクでもドライバーたちが観光客に群がってくる。
日本人と見るや一部日本語で、韓国人と見るや一部韓国語で。白人には英語で。
「寺院はどうだ?首長族の村はどうだ?女はどうだ?置屋があるぞ。」
しかしこんなところで「オキヤ」という日本語を聞くとは思わなかった。「ゲイシャでもいるのか?」と聞こうと思ったが高度すぎるジョークなのでやめておいた。
 
 
とりあえず市場を見て喫茶店にも行ったので、確かに多少観光はしたい。
若いドライバーを捕まえて「観光だけしたい」と伝える。
 
 
実際はバイクタクシーではなく、屋根のついた8人乗りくらいのリアカーをバイクで引っ張る謎の乗り物。

 

↑バイクルマ的な乗り物。
 
 
この国の交通システムで一番不思議なのが右ハンドル右側通行ということ。
もしかしたら基本は左ハンドルの右側通行なのかもしれないけれども、日本の中古車ばかりが走っているので自然と右ハンドル右側通行になっている。

↑前の車も対向車も日本車の右ハンドル。
 
 
道路は一応舗装されているけれども、質はあんまり良くないようで、いたるところに穴や段差がある。
荷台には大したサスペンションもないので、段差を超えるごとに首がもげそうになる。
 
 
 
 
とりあえず寺院についたようだ。

↑うーん……
 
特に見るべきものは……ないなあ。
 
 
すぐに次の場所に向かう。
 
途中、ゴルフコースがあった。

↑なかなか立派な入り口。ミャンマーでゴルフなんて面白そうじゃないの。
 
 
 
割とキレイに整備されていて感心していたら、池で子供が泳いでいた
うっかり打ち込めないじゃないかコレじゃ。
さすがミャンマー、油断ならない。
 
 
 
 
次も寺院だ。山の上にある。
こういう金ピカの塔はタイにもあったなあ。

↑これは立派。メーサイのホテルからもよく見えてたなココ。
 
 
頼んでもいないのに女性のガイドがピタッとくっついてくる。
 
「あなたのお誕生日は何曜日ですか?」
いや、何曜日とか知らないし。
 
 
「何曜日ですか?」
「何曜日かによって8つの祭壇のうちどの祭壇でお祈りするかが決まるのです。」
 
A.生まれた日の曜日によってお祈りする祭壇が決まっている ← ◎
B.それは8つの祭壇のうちのどれか ← ???

 
 
生まれた日の曜日によって、お祈りを捧げる場所が違うらしいということこまでは理解できた。
でも俺、学校で曜日は7種類あるよっていうのは習ったが8つあるというのは初めて聞いた。
そして何曜日に生まれたのかを知らなかったがために参拝できなかったのも初めてだ。
 
 
と、いうワケでこれからミャンマー観光に行って寺院にも行くであろう方は、自分が何曜日に生まれたかを調べておきましょう。
 
 

↑結構広い。
 
 
ちなみにここは、全面的に土足禁止。外だけど。
靴を預けるのに2バーツとかちょっとずつ金を払わなければならなくてすごく面倒なんだけど、そういうのもなんだかおもしろい。
みんな裸足でペタペタ歩いている。
 

 
 

高い場所に来た

お祈りしなかった寺院の次にドライバーが俺を連れてきたのは、やたらと高い場所。
 
 
さらに歩いて登る。
 
 

↑でも歩きやすい。素敵。
 
 

↑何もないけどやたら景色がいい。
 
 

↑これから開発ガンガンしそうな雰囲気
 
 
 
入り口でいくらか徴収されるがここは一体……。
 

 
 
 
……つづく
 
 
 
 

ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~メーサイからミャンマー国境の街、タチレクに入ってみる~

 
 
 
 
 
最近、上司にかけてもらった一番優しい言葉は「お前ホントにロクな死に方しないぞ。」です。私の身を案じてくれているんですね。
まだ生きてます。
 
 
 
 
 
 
さて、本題。

 
その1
その2
のつづき。


 

ミャンマーに入国

地図によるとタイとミャンマーの国境は川になっている。
なにしろ国境だもんなやっぱり大きな川が流れてるんだろうなあ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

↑お、おう。
 
 
ただし、ここの名誉のために言っておくと、国境の管理事務所は結構立派なゲート状の建物になっている。

↑コレは国境っぽい。

 
とりあえず事務所に入ってみると、タイ・ミャンマーとそれ以外の国籍とでルートが分かれている。
なぜかUS ARMYのジャケットを着たミャンマーの入国管理官に入国目的を尋ねられたので「散歩だ」と答えて500バーツを出すと、とすぐに書類を作ってくれた。
 
この500バーツは別に賄賂ではなく、規定の料金。当日だったか翌日までの入国許可がもらえるが、不法滞在防止のためか、ここでパスポートを預けなければならない。
 
500バーツ取られた上にパスポートまで持っていかれるのだからどうにも落ち着かない。
 
 

↑500バーツとパスポートと引き換えにもらう紙。
 
写真撮られるんだったらピンクのシャツとか着なきゃよかったと思いつつも、とりあえず川を超える。
 
 
 

↑普通の川。
 
 

↑免税店?
 
 
小さな川とは言っても、徒歩で国境を超えたことはなかったので結構感慨深い。


 
 

国境付近の街、タチレク

タチレクと書いたけれども、タチレイと言う人もいるらしい。よくわかんないなあと思って英語の表記を見てみると「Tachileik」となっているので、要するに最後の「k」を発音するかしないか微妙なところらしい。
 
そんなことを考えながら国境を渡るといきなり活気あふれる市場が広がる。


 
洋服やバッグ、お菓子、小さい電化製品や時計などいろんなものが所狭しと並んでいる。
ブランド物も相当数並んでいるけど、もちろん偽物。
 
 

↑歩くのも大変なくらい。
 
 

↑そしてバイクもこの人混みの中でやってくる
 
絶対に歩いたほうが楽だぞココは……。
 

 
タイ語も全然わかんないし読める気も書ける気もしないんだけど、ミャンマーの言葉もそう。調べたらビルマ語らしい。

↑ピンクシャツの日本人に注意!とか書いてあっても全然わからんね。
 
 
もちろん、車のナンバーも。

↑でもよく考えたら数字ではないのね。
 

おっ、これは読める!

↑美味しそうなマシコマロですね
 
 
宝石店も結構あるが……。

↑ホンモノっぽくないぞ特にサファーやが!
 
 
にゃんこは日本のと似てるな!
 

   
 


↑寒いので犬の毛も長くなる(のかも) 
 
 
 
 
 

喫茶店?に入ったぞ

初めての街に来るととにかく目に入ってくるものが何でも新鮮なのでなんだか落ち着かないし頭も働かない。そういう時は店で何か飲んでゆっくりするに限る。
と、いうワケで喫茶店的な場所に来た。


↑英語なんて全然通じないので謎のフルーツを指さして飲むジェスチャーで注文。
 

↑こんな店


ミャンマーの店はみんなそうなのかどうかわからないけど、謎のシステムがある。
何種類かのお菓子が入ったバスケットを店員が持ってきて、テーブルに置いていく。
お菓子のクオリテイl的にはサービスっぽくないし、別にお菓子を食べたい気分ではなかったので手をつけなかった。
5分くらいするとそのバスケットを回収しに来る。
そしてまた10分後ぐらいに別のお菓子を入れたバスケットをテーブルに置いていく。
謎だ。
 
 

↑いたるところにサービスライターがぶら下げられている親切設計。
 
何を頼んだのかすっかり忘れた頃、飲み物がやってきた。
おっ、イチゴジュースかな?
 

↑スイカミルクジュース的なドリンクだった
 
これはなかなか美味かった。
なるほど、俺は細長いスイカを指さしていたのか。

 
さて、国境付近にたむろしている鬱陶しいバイタクに乗って一回りしてもらおうかな。
 
 
……つづく
 
 

ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~タイ北部の国境の街、メーサイ~

 
 
テレビの画像が鏡に反射して動いているとたまにすごくビクッとします。
 
 
 
さて、本題。
 
 
その1のつづき。
 
 
 

移動移動アンド移動

さて翌日。ホテル付近の屋台で飯を食って出発。

↑90円くらいだった
 
半袖がちょうどいいくらいの少しだけ暑いという感じ。
湿度はあんまり高くないので割と快適。はあやっぱり南国はいいなあ。
タクシーでドンムアン空港へ。この空港は日本で言えば少し前までの羽田空港みたいなモノで、ほぼ国内線のみが発着している。


↑なぜ壇蜜……。
 
 

ドンムアン空港は程よくコンパクトでいい感じ。
 
  
 
今回タイに来た理由の一つは、コレ。


このふざけた飛行機に乗りたいなあとなんとなく思ったから。名前も適当な感が漂う。Nok Air。「Nok」は「鳥」という意味らしい。鳥航空だぜ鳥航空。ふざけすぎだろ。
 

↑いや飛ぶんだろうけどさ……。
 
 

↑外から見ると不安だよな
 

とにかくコレに乗ってどこに行こうかと考えた時に、タイの北部に行ってミャンマーとの国境を歩いて渡ってみたいな、と。
 
そういえばこのドンムアン空港、滑走路が2本並行していて、その間になぜかゴルフコースがある。
調べてみるとタイ空軍のゴルフ場らしく、撮影はできないものの一般の人もプレーできるらしい。
この日も普通にゴルフをしていた。軍用機が離陸する滑走路の横で。
 
しばらく滑走路を眺めていたけど、AirAsiaとNokAirが結構頻繁に離着陸していて飽きない。B737A320が好きな人は一日中見てられるんじゃなかろうか。
 
 
さて肝心のノックエア。B737だけど、シートの前後の間隔も案外広くて快適。LCCなのでサービスらしいサービスは無いけど、乗っている時間は短いので問題ない。結構快適だった。
 

↑中は普通。
 

↑しかしこのマークは人を小馬鹿にしてるだろw
 
ほどなくタイ北部のチェンライ国際空港に到着。滑走路は1本で誘導路も無いので端っこまで行ってUターンする。
飛行機を降りると何かおかしい。
タイなのに寒い。結構寒い。
よく考えてみれば、バンコクから北に800kmも移動しているんだから気温が下がるのも当たり前。東京から北に800kmと言ったら函館まで行ってしまう。
皆さんもご注意ください。

チェンライ国際空港
 
この日目指すのはタイとミャンマーの国境の街、メーサイ。どうやって行こうかなと思って、空港の外でキョロキョロしてたんだけど、バスはおろかタクシーもいない。
一旦空港の中に戻ってタクシーのカウンターを発見して一安心。800バーツなので2600円くらいかな。
タイ価格に慣れてしまうと高いような気もするけど、60kmも乗るんだから妥当なのかもしれない。
 
 

国境の街、メーサイ

昼に空港でガパオ弁当食ったっきりだったので腹が減った。
とりあえず道路沿いの屋台で羊肉とソーセージを購入。それなりの味。

↑生肉を選んで焼いてもらう。ソーセージは他のが不味かったときの保険。

 
近所の店で水とリポDを買った。日本で売っているものの海外バージョンって楽しい。

↑なんか日本のよりも甘い気が……
 
 
とりあえずホテルに荷物を置いて辺りを散歩してみるけど、なんだか普通の街。
毎日ミャンマーから国境を渡ってきて露店を出している人は結構いた。
 
それにしても、だよ。寒い。みんなダウンジャケット着て毛糸の帽子とかしてるんだぜタイなのに
寒いので露店で飯を食う。
 

↑これは美味かった。
 

↑こんな店で食ったけど。道路を挟んで左右に露店がある。
 
 
翌日、寒くて目が覚めてしまったので、とりあえず散歩してみることに。
 
 

↑タイ最北の地(ドヤァ
 
 
しかしこの旅、移動している以外は食ってばっかりいるような気がするが腹が減っては移動もできぬ。

↑朝飯は市場っつーか屋台村的な場所で

 

カオマンガイ!文句なしにうまい。次の日も食ってしまった。
 
市場で食べたカオマンガイは少し量が少なかった。もうひとつ頼むかさんざん迷ったあげく、それはちょっと食いしん坊すぎるという結論に達したので露店でフライドチキンを買った。

↑1個70円くらいだったかな
 
スパイスはあまり使っていないようで、肉の味が凝縮されてすごく美味しかった。日本でも売ってくれないかなあこういうの。赤い看板の白ひげオッサンの店よりもこっちのほうが断然好き。
 
お腹も膨れたことだし、喫茶店でアメリカンコーヒーを頼む。
エスプレッソマシンから出る少量のコーヒーにお湯が注がれる
そうここはタイ北部の国境の街、メーサイ。細かいことは気にしない。
 
……つづく
 
 
 
 

ミャンマーほんのちょこっと香港ちょこっと一人旅。 ~中国東方航空のビジネスクラスでバンコクへ~

 
 
いつか粗大ゴミで出そうと思っていたTVラックをベランダに仮置きしてから2年が経過しました。
空気清浄機といっしょに朽ち果てようとしています。
 
 
さて、本題。
 
 
 

エコノミークラスより安いビジネスクラス

2012年の夏に親父と韓国行ったり、秋や2013年の春にはタイ出張があったんだけど、でも夏休みも取らなかったので、年末年始はどっか行こうとお盆の直後から考えていた。
 

1ヶ月くらい休みがあったらヨーロッパとか中南米とか行ってみたかったけどせいぜい2週間がいいところなのでやっぱり東南アジア
とりあえずバンコク行きのチケットを探してみると、年末年始の直行便は高い。当たり前だけど、高い。
ANAのエコノミーで14万とか唸っちゃうよね。
結構な時間をかけていろいろ探していたら、中国乗り継ぎで10万チョイというチケットが出てきた。
しかもビジネスクラス
 

買ったね。9月なのに買った。
 
 
 
 

中国の航空会社ってどうなんすかね?

さて、行きは上海トランジットの中国東方航空バンコクへ。
ビジネスクラスはチェックインは専用カウンターだし、セキュリティチェックも専用レーンだしで楽ちん。

↑並ばなくていいのは、いい。

ラウンジでまったりしてから搭乗。

↑ガラガラ。居眠りしちった。

今回はA330らしい。


↑しかしこの中国東方航空のカラーリングは……。

シートに着くとウエルカムドリンクを貰えるんだけど、完全に中国語。
「オレンジジュース」を頼んで渡すときも中国語。
「俺、日本人なんだけどなあ」とつぶやくと隣に座ってた中国人が爆笑。
彼はいい人そうなんだけど、ニオイがアレでどうしたもんかなあと思ってたら、どっかに移っていった。よかった。
 

↑シートはやっぱり広い。
 
それにしてもやっぱり広いシートは楽だなあと思う。完全にフラットにはならないけど足を伸ばせるのは素敵。
 
 
さて、不味いと評判の機内食特に問題なく不味く、少しまったりしてたらもう上海。割とフワッと着陸してくれた。

↑美味しそうでしょ?そうでもないんだな。うん。
 
結構近いんだねやっぱり。成田から那覇に行くのと時間的にはほとんど変わらない。

バンコクまでは同じ航空会社なので、乗り継ぎカウンターで手続きをする。係員の女性は中国流目を合わせないで搭乗ゲートを案内しパスポートを渡す技発動。ああ中国だ。中国に来た。
 

 ↑乗り継ぎ客にはこんなステッカーを胸にペタリ
 
 
時間になったらゲートが開いてバスに乗れと。バス待ちの列では後ろのオバチャンが2秒に1回ゲップをお見舞いしてくる。ああ中国だ。中国に来た。しかし本当にこんな頻度で出せることに感心するわ。
それにしても寒い。荷物を増やしたくないのであまり厚着はしてなかったんだけど、それがアダになった。
 
 
バンコクまでの飛行機は上海航空B737だった。

↑歴史を感じますね。感じたくないですが。
 
 

↑昔懐かしい感じのシート。歴史を感じますね。感じたくないですが。
それにしてもこのシート、昭和の偉い人とか好きそうじゃね?

ちなみにこの機材、ビジネス用シートは左右2席ずつ、前後2席ずつの計8席しか無く、7席が埋まっていた。
うち5席が日本人という不思議な空間。
向こう側の2席はなんかお金持ってそうなおばちゃん2人組だった。
 
 
俺の隣に座ったオッサンがCAに向かって突然「マイワイフ!マイワイフ!」とか言い始めて何だよお前のダ○チワイフが飛んでるのかと思ったらどうやら違ったらしい。隣が俺のせいで奥さんと席が離れてしまったのでなんとかしろという意味らしいが、さすがにマイワイフじゃ伝わらんだろう……。
なんか面倒なので奥さんと席を変わったがオッサンは礼の一つも無くてなんだかなー感がただよった。あ、奥さんは超いい人でした。
 
 
たかだか数時間のフライトで食べる機内食には全然期待とかしていないけど、美味しかったら当然嬉しい。
まるでエコノミーと同じようなこの機内食なんだけど、案外旨くてちょっと嬉しかった。一番旨かったのはサラダだけど、エビが入ったやつもまずまず。

↑何食わされてんだかわからなかったがなんか美味かった。
 
 

騒ぎ出す人たち

「それにしてもねぇ、こんなシート、ねぇ。足置き場が無いなんて乗ったことないわあ。バスで移動して自分で荷物を上に入れるなんてしたことないわあ。」
(隣のおばちゃん)
 

「プレミアム ゴー!プレミアム ゴー!」
(席を譲ったオッサン)
 
 
どうやらオッサンの「プレミアム ゴー!」はスワンナプーム空港の優先入国のシステムらしい……ということは後で知ったんだけど、さすがにプレミアムゴーでは通じないと……。
ANAでもあったんだよ!ビジネスクラスならあるんだろ!チケットあるんだろ!」とCAに怒鳴る。本当に恥ずかしいですねこの日本人……。
結局着陸して席を立ってからもゴネてたが、そもそも無いのか通じてないのかわからなかった。

スワンナプームでもボーディングブリッジではなくバス移動だったのでまたおばちゃんが一騒ぎ。
「またバスなの?しかもこんなに待たせて。もうサービス悪いわねえ本当に。サービス悪いわあ。」
 
中国の航空会社を選んでおいてサービスが悪いとは素敵なクレームだとは思う。
今後のためにきちんとアドバイスして差し上げればいいのではないか。
 
 
自分は飛行機で移動するときは、安全にA地点からB地点まで連れて行ってくれればいいし、席が広ければなおいいと思っている人なので、普通に安全に陸にいるので充分。
しかも!定刻通りに到着をしている。中国系なのにすごい!
 
  
そんな俺の「タイですからねぇ。」の一言に、後ろの「ワイフ」が「そうねぇマイペンライねぇ。」と答えてくれて、この人だけがいい人だなあと思ってしまった。

ちなみに入国審査は到着時刻が良かったのかバスを待ったのがよかったのか全然混んでなかった。
むしろオッサンはまた入国審査でモメたのか知らんが、オイラが荷物を拾った頃に荷物を探しに来ていた。
 
 
出張でバンコクの市内に入るときはリムジンタクシーを使えるんだけど、今回は電車でGO!
マッカサン駅まで300円くらいで乗れる。しかも渋滞も関係ないので20分くらいで行けるのでこれは是非オススメしたい。

↑さすが最終便誰も乗ってない。でも速いし安いしもうタクシーなんか使ってられないぜ!
 
 
到着した時刻が遅くてSIMカードなんかも買っていたので乗れたのはほぼ最終だったらしい。

 

現地の通信

普段使いもしている(していた)SIMフリーの初代Galaxy Noteを持っているので、コイツにタイのSIMカードを入れる。
到着ロビーに「SIM Card」とか何とか書いてあるカウンターがあるので、そこで買うだけでOK。
「1週間でいいんだ、俺のSIMカードは1週間使えればいいんだ!」とか言ってみたら299バーツ(930円くらい)のSIMカードを選んでくれた上に設定もしてくれた。キャリアはDTACというところのHappy Tourist SIM
よく読んでみると「1週間使い放題、ただし3Gの速度は1GBまで」みたいなことが書いてある。普段どんなに使っても1ヶ月で2GBなので、旅行中に使うには充分。あと、無料通話分が100バーツ入っているとか。
バンコク市内や幹線道路沿いだったらどこに行っても結構サクサクだったのでオススメ。

 
 
……つづく